イラク人質事件

日本政府に30日未明、米国から入った連絡によると、米軍がイラク北部のティクリートバグダッドの中間にあるバラドで、日本人と見られる遺体を発見した。  米軍の情報によると、身長、体重、後頭部の頭髪の特徴などが、イラク武装組織に拉致・拘束されている香田証生さん(24)に似ているという。遺体には、多数の暴行されたと見られる跡があるほか、後頭部には銃弾の跡が2か所あるという(YOMIURI ON-LINEより)

が、先程、細田官房長官の記者会見「遺体は香田さんではない!」とのテロップが流れた。
今回は結局はマスコミが踊っただけだようだ。
まるで「そーなったほうがNEWS性が上がるから!」とばかりに。
しかし前回の3人の時と比べ「自衛隊撤退すべし!」、そして親族を追った異常なまでの
報道合戦もなく、割りと世論は冷ややかなように感じるのが少し怖い。
僕は基本的に憲法9条改憲論者で、「自衛隊を軍隊としてはっきり活用すべし!」
と思っているから、当然どのような状況に陥っても自衛隊イラクに留まるべきだ!
という考えに変わりはないのだが、
しかし、たった一人の人命の重さをないがしろにするつもりは毛頭ないし、
「死んでもしかたなし!」とは決して思わない。なんとか交渉の余地はないものなのか?