ユリエちゃんin マーキー

shimasann2004-09-19


9/19成田有里恵さんのLIVEに行ってきた


月に2-3本のLIVEをこなしていた以前は、
肉体、精神面での疲労や唄う事への
義務感みたいなものが見え隠れしたり
(本人自ら告白していた時もあったし)していたが
半年の休養後、2ヶ月に1本のペースに落としての'04活動は
結果的に彼女本人の決断は正しかった!ということを証明しているような気がします。
アンコール2曲を含め11曲、ホントそう思えるほど昨日のLIVEは充実していた。


再び唄い始め2年半になるという。
その軌跡の第一歩を記したLIVE DVDが昨日発売された。
僕が彼女に初めて出会ったデビュー3ヶ月目のマーキー、その時の模様もこのDVDには
収められておりもう、そんなに時が流れているのか?と妙な感慨を覚える。
この8曲入りのDVDを見て、勿論その当時と比べ演奏力、ステージパフォーマンスなどは
格段の進歩を遂げているはずだが、僕にはいい意味「あんまり変ってないなぁ」
そう思えることがなぜか嬉しく感じられた。
多分その要因は「唄に対する姿勢の一貫性」なのではないか?と思う。
ユリエさんのバースデーLIVEでの
「上手い歌ではなく、いい歌を歌えるシンガーになる」この発言がすべてであろう。
いい歌の解釈は様々ではあるが、決して売れる歌ではなく、それこそ彼女の本質である
女性本来の優しさと逞しさを兼ね備えた自らの分身と言うべき曲を
言葉を丁寧につむぎ、大切に唄う、その姿勢を持ちつづけていけるならそれだけでいい。


僕は本来アーティストとは、そしてプロとは“売れてなんぼ”だと思ってたが、
ユリエさんに出会って考え方を変えた。「別にこのままでもいいんじゃないの?」と。
自分の唄を沢山の人に届けたいという欲求と、人間らしさ、女性らしさ、さらにはっきり言えば
成田有里恵らしさ”とのバランスをしっかり保ち、程よい距離感で
ずっと唄いつづけていって欲しいと願うのみである。


成田有里恵DVD LIVE…Ⅰ