ボブ・ディラン、「私は預言者ではない」



歌手でシンガーソングライターのボブ・ディラン(63)が1964年にリリースした「ザ・タイムズ・ゼイ・アー・チェンジング」で語った内容は、すべて現実のことになったが、ディランは預言者ではないと述べている。19年ぶりのテレビ・インタビューで、ディランは、偉大なものに例えられることは、居心地が悪くなるとしている。 5日放送予定のCBSの「60ミニッツ」でのインタビューで、ディランは「預言者や救世主になりたいと思ったことは一度もない」と述べ、畏怖の念を持ったファンと直面すると、自分がまるで詐欺師のように感じる時があると語った。
 さらに、「私の作品は、単なる歌だ。教会での説教ではない。歌をよく考えれば、私が何かのスポークスマンではないことが分かると思う」と述べた。また、米誌で、「ライク・ア・ローリング・ストーン」がロックの名曲の第1位に選ばれたことについても、「今週は1位かもしれないが、リストの順位は実に頻繁に変わる。あまり気にしていない」とコメントした。
Yahoo.newsより



「私の作品は、単なる歌だ」とさらりと言ってのけるところがカッコいいっす。
何を勘違いしたのか?大物になると自分を「神」または「政治家」か!と思わせるかのような発言が目立つが
そんな中、ディランのような超BIGのこの発言には好感が持てます。
私生活の“キープオン”状態は別として(苦笑)唄に「政治性や宗教性を帯びない」と言う姿勢が
40年以上一線で活躍できた要因の一つではないかと思える。


まあ、アタシ的には彼の音楽性についての評価はないが、
「彼の革命的な行動力が音楽シーンを変えてその後様々なアーティストに影響を与えた!」
この点については尊敬の念を惜しまない。