英国人の半数はアウシュビッツと聞いたことさえない?



[ロンドン 3日 ロイター]アウシュビッツと言えば、ユダヤ人大虐殺のホロコーストの象徴となったポーランド南部のナチによる死の収容所であるが、投票によるとイギリス人のほぼ半数がアウシュビッツという言葉を聞いたことが無いという。BBCによって行なわれた調査の結果は、木曜日に英国の公営キャスターが発表したが、これは来年1月に強制収容所解放60周年記念の新シリーズで明らかになる。「アウシュヴィッツ:ナチとその”ユダヤ人大虐殺計画”」の番組プロデューサーであるローレンス・リーズ氏は「我々の視聴者を対象にした調査結果にはびっくりしている。アウシュビッツの恐怖は、国民誰もが思い起こす深く染み付いたものだと当然のように考えていたが、そうではないのは明らかだ」と話している。


 調査によれば、45%がアウシュビッツを聞いたことがないという。歴史学者はその地域のユダヤ人の90%にあたる100〜300万人がアウシュビッツで虐殺された。35歳以下の若い女性に関して言えば、「シンドラーのリスト」「ライフ・イズ・ビューティフル」「戦場のピアニスト」といったホロコーストの残虐行為を描いた映画が近年人気だったにも関わらず、60%がアウシュビッツを聞いたことがないという。リース氏は「アウシュビッツの名は間違いなく恐怖の代名詞と言えるが、問題は、恐怖と言うものは自然と目をそらしてしまうものだということだ」と語る。
excite.newsより



45%って・・・正直「嘘だろ!」っ的な数字だ。ホンマ驚いた。
単に「イギリス人の歴史オンチ」的な問題ではすまされないとすら思う。
人間の隠し持った残虐性の代名詞であり、相変わらず欧米に根深い人種差別問題を含有する
このキーワード「アウシュビッツ」・・・
今後も語りつづけていかなければならないだけに、こーいったTV番組が放送されることが
まだ救いであるが、果して若者が見るのか?そしてどーいった感想を持つのか?
そんな心配が杞憂であることを望みます。


そして日本は??果して大丈夫か?きっともっと酷い結果がでるだろうけどね(はぁ〜)