Only six cars in GP



珍しくスポーツネタを・…
昨夜深夜は眠い目を擦りながらも生放送を見る為、全く興味ないサッカーvsギリシャ戦を見つつ待ったF1第9戦米国GP…
思いもよらんとんでもないことが起きた

米国GPは出走6台だけ…ミシュラン使用7チーム棄権
自動車のF1世界選手権第9戦米国GPは19日、インディアナポリスインディアナポリス・モータースピードウエーで決勝が行われたが、ミシュラン製タイヤを使用する7チーム14台が出走を事実上ボイコット、ブリヂストン製タイヤを使うフェラーリなど3チーム6台のみが走る異常事態となった。
YOMIURI.ONLINEより



たった6台のみのGPなんてまったく記憶にない。そもそも今回の事態については

米国GPでは、17日の練習走行で、ミシュラン製タイヤを使うラルフ・シューマッハー(トヨタ)らがタイヤ破裂に起因するとみられる激突事故を起こした。全チームが18日の予選を走行したが、ミシュラン社は分析の結果、決勝の長距離走行は危険と判断。同社は別仕様タイヤをフランスから空輸したものの、安全性が確保できないと分かり、「直線部分に速度を落とすシケイン(障害物を使ったカーブ)を設けてほしい」と要望したが、国際自動車連盟(FIA)から却下された。

ま、同上のように主要因はミシュラン陣営の不手際であるということは否めなくレースボイコット自体許されざる行為だ!とは思うのだが、ただことは安全性ということだけにFIAにももう少し柔軟な応対があってもよかったのではないか?と思う。ま、シケイン設置というのはBS勢も当然OKしないとは思うが、例えば、特例措置としてタイヤ交換を認めるとかねぇ。ま、フォーメーションラップは全車出走したということで、通常レースとして認められたとしても出走6台、それもフェラーリミナルディ、ジョーダンとレベルの違いすぎる3チーム6台の出走では、まるでレースにならず、さすがに半分程度見て寝てしまったっす。(T_T)


そもそもここ数年のFIAのレギュレーション変更にどーも疑問点が多く、私にとってF1自体の興味を損なうポイントもそこにあるのである。とにかく理解不能なポイントは

予選1ラップ制と、終了後のマシン封印

予選ラップにおいても抜きつ抜かれつもある意味レース前の醍醐味だったのに、どーもはっきり言って予選盛り上がらんのよね。まあ、建前としての公平性というのはわかるが、はっきりいって運も左右するし、予選の結果というものを素直に敬う気になれないんですわね。それに予選終了後、チームがマシンを全くいじれない状態というのは、すなわち、予選スペシャル的要因の封印!これが全く理解できない。例えば、予選用エンジン、ガソリン、タイヤ、セッティングなど使うののどこが悪いのか?先ほど公平性うんぬんを述べたのだが、実際の所F1とは、いや、レースとは、不公平が当たり前の世界である。資金のあるところが、その力を生かし開発、技術を進めていくものなのに、現状予選においてはどーもこの当たり前的なF1の常識とはかけ離れてしまっているような気がする。と、そんなこんなでとにかく予選がつまらなくなったのが第一のポイント。次に

レース中のピット給油

94年からと、実際の所もはや10年以上採用されているこのレギュレーションなんですが、これ正直嫌なんですよね。なにしろこの規定により、ピットワークの重要性が大きくなったのは事実であるが、ここ数年のフェラーリのレースで抜くというより”ピットで抜く”的な作戦をとって勝つというのがなんとも面白くない。それに燃費戦、これもある意味重要且つレースの醍醐味だった。ガス欠でファイナルラップで止まってしまったマンセル。悲哀な場面であったがこれもまたレースも一面面白いファクターであると思うのだが…

レース数及びドライバーズポイントのUP

レース数16→18、ポイント1位、2位、8点6点→10点、8点〜さらに以前なら6位入賞までポイントが与えられたのが現在は8位までポイントが入るというようにいずれも増えたのだが、この意図が全くわからん??まずいやなのが、過去のドライバーとの比較がしにくくなったのが???

原則タイヤ交換の禁止

今回の事件にも関わってくる事だが、とにかくこれについては安全性の面で絶対反対!現状のルールじゃ、まずバースト等走行不能にならない限りはタイヤ交換しないだろうな。


とにかく私がF1に嵌っていた85〜94というセナプロ黄金時代のレギュレーションに戻して欲しいというのが正直なところなんですわ。